ふたりぼっち

WE ARE YOUNG.

14歳の夜更かし



14歳くらいの時に大好きになって大切に大切にしていた本
私も変わってしまったなあなんて思ってから、読み返したいと思いながらどこかにしまったままにしていたのだけど
今日久しぶりに開いて読んでみたら
感じ方や思うことはきっと変わった、読みながら今の自分を突きつけられてるようにも感じて変なとこで視界がぐらぐらもした、
でもやっぱり変わらずいてくれたんだと再確認できて勝手に安心した。

色んな自分や他人を知って、好きなものも嫌いなものも見え方も考え方もしゃべり方も変わったけど
あの時、はじめて読んだ時、自分や人との向き合い方もろくにわかっていない時だった、
最後の方のページをたまらなくなってぶわぶわと泣きながら読んだことやそのときの感覚はずっと焼き付いていて
綺麗に美化しすぎてるのかもしれないけど時々それを思い出しては確認してる。

忘れたようで忘れることはないんだろうと思う
でもこのタイミングで読み返したことがなんだか不思議で

そして今はまた14歳頃に大好きだった、信じてやまなかった音楽を
当時と同じように全曲シャッフルにして聴いている、久しぶりにちゃんと。
狂ったように聴きすぎてたから今でもすぐ口ずさめる
本当に好きだったから、だんだん聴かなくなっていきそうだったときはひどく不安だった
魔法はもう解けてるんだけど、それでも自分が思い詰めてるときとかもうだめだってなってるとき
大事なときに少しだけ顔を出して、青臭えなとは思いつつも力をもらえてるからやっぱりすごいなと思う

こんなの一言でまとめてしまえばただの青春だし中二病なのだけど
欲深いのに変なとこ淡白なせいで、人より根っこがないなと思う自分には
この時期出会ったものや人や言葉の影響が大きいんだと思ったしだからある意味馬鹿みたいにすがってるんだなーーーーー

なんだろう7年越しのことがいろいろ起こっている不思議
やっぱり大切だなほんとに



という今回はとても個人的な話でした。いつも個人的か!
種明かしするとぼくのメジャースプーンという本とBUMP OF CHICKENというバンドの音楽の話でした。

前に「人は15歳までに出会ったものの周りをぐるぐるしながら、それに対するリアクションで残りの人生を送る」みたいなことを箭内道彦さんかな、山本山本佳宏さんかなが言っていてそれなのかしらと思ったりしている深夜です
もう寝ます、眠いあしたてすとむり……