音になりたかった人 2016.10.10と10.27の西銘より
唐突にレオンが観たくなって、観たくなっただけなのに涙が出てきた
でこぼこという曲の歌詞に
画面の向こうの知らない男と女の愛
たまらなくなって泣いた 理由はわからない
たぶん相手のことだけ思う姿が羨ましかったせい
というのがあるのだけど、そういう気持ちなのだと思う
純度の高いものにずっと、ずっと、憧れてる
初めて映画を観てからずっと待ち受けにしてるのだ
見慣れて背景になりがちだったんだけど急に視界に刺さってきた
本当の好きと大事だけでできてる関係とかものとかのこと考えただけでもう涙出る状態が続いてるのだけどなんなんだろう
T.V. not januaryというバンドの新曲を
新曲と言っても少し前に出たものを聴いてまた泣いた
17歳の時にひとりで高円寺にライブを観に行って、その頃横田川さんと咲さんがたしか結婚したばかりでおめでとうございますなんて言って
またライブに行って話したいと思ってるうちに今日になっていて
新しい曲のMVにはお二人のお子さんが映っていてなんだかもうそれだけもう
あの頃から、がむしゃらに音楽が好きだった頃から5年経ったんだなって
私が毎日変わっていったその間にあの子も産まれて4人も色々考えながら音楽してたんだなって思ったら
勝手に、なんだか嬉しくなってしまった
というか、17歳の頃の私はこんな音楽聴いてたなとか
そうだこんな風に感動して好きになってたまらない気持ちになってたんじゃんかって思い出して
今の私は昔とは全然違うけど、その気持ちはまだあった、忘れそうになってたんだって気付けてひとりで感動してる
最近急に、著しく自己否定感が強まっていて自分の魅力とかどこにあんだっけなスパイラルに陥っていて
別に生理前でもないのにぼーっとしてると勝手に涙が出てくるみたいな時もあって
楽しいのが一番なのも、自分が音楽で楽しくなれるのもわかったのに
また怖がりが発動してる、悔しいとか劣等感とかがよくない方向にいってる
そうやってあほみたいなこと考えてる中でやっぱり私は音楽をしてて何したいかってたぶん、15歳から17歳くらいの頃の自分に会いたいんだと思う
(このあたりから10.27)
こんな風に沈んでどうしようもなくなってた時もあったな、と今は思える
24日にやった下北沢モナレコードでのライブで
いつものセットリストをひっくり返したりして、久しぶりにというか初めてくらいに納得できるライブができた上に
さらに奇跡みたいな出会いもあって
やめずに歌い続けていてよかった
と心から思えたのが自分でも驚いたしすごく嬉しくて。
「しゃぼん」がそう思わせてくれるきっかけをくれるとは思わなかったな…
苦しくてどうしようもないときによく歌っているこの曲で、こんなに幸せを感じれるなんて何があるかわかんないな本当に。
(ここから11.3)
そうだったそうだった、嬉しい気持ちも潰れそうな気持ちもすぐ忘れちゃう
毎日小さく死んでるってこういうことかって思う
上がったり下がったり繰り返して続けていこう
納得いかない日もある自分が本当に不甲斐ない日もある歌う意味を考えてしまう日もある
でも
幸せなんて後付けだって今日歌えたから
足していこうって思います
約1ヶ月分のブログ、気持ちなんてころっころに変わるもんだねやっぱり
真ん中に変わらないものを持っていたいなちゃんと
【かじかむ手で】11月のライブ
夏が終わってしまいましたね。
これから寒くなるんだと思うと本当に冬眠したい気持ち。眠って冬を乗り越えたい。
起きたら春が来てるとか最高。
でも冬に縮こまりながらも力をためなくちゃ、春にちゃんと咲けないから
ライブの数はまた減っているのですが本当に一本一本を大事に歌いたいと思っています。
◎11/3(木)@学芸大学メイプルハウス
(http://www.maplehouse.jp/index.html)
開場 18:00/開演 18:30
チケット: 前売1500円 / 当日2000円(共にドリンク代別)
出演:
涼子 / 升屋来夢 / momona / 西銘もえ(20:15〜)
なんとトリをやらせていただきます!
若いエネルギーが集まっているところだなと勝手に思っています、メイプルハウスにて。
お客さんはもちろんなのだけど、そこのライブハウスの人に聴いてほしいとかこんな姿を見せたいっていうのはわりと力になるなって思います。
祝日です、この日もまたカバーをやろうかなやろうかなと思っていますのでぜひ!
◎11/22(火)@高円寺ウーハ
(http://coffeeuha.web.fc2.com)
開場 18:30 / 開演 19:00
チケット: 2000円(ドリンク代別)
出演:
西銘もえ(19:00〜) / フカザワネコゼ / とどのかのこ / きむらゆか
カレーがとても美味しい、マイフェイバリットな場所。
まだ一回しか出ていないけれど、不思議なくらい歌いやすくてお店の雰囲気も人もすごく好きになりました…
それもあって来てほしいなって、そこでいろんな人と会いたいなって思える場所です。いらしてください是非に。
私はトップバッター19時から!
🌞11/27(日) カフェ バードバス(杉並区和田)
(http://www.cafe-birdbath.com)
西銘もえ弾き語りLive!
「歌うたいの昼下がり〜その2〜」
開場 15:00 / 開演 15:30
終演予定 17:00
チケット: 2000円(1ドリンク付)
昼下がりソロライブ第2弾!
私しか出てこない、言ってしまえばミニワンマンライブです。
いつもより近い距離で、いつもより沢山歌います。
マイクも通さず完全生音で演奏するので、いつもよりひりひりしつつあったかいライブになる予感…。
ひとりでやるライブは年内だときっとこの日が最後になると思います。
なので今年のまとめというか、来年への気持ちも込めつつやりたいなと。
前回は昼ってことにこだわりましたけども今回は総括的な、
1ヶ月ほど早めの締めくくりです。
純粋に音を、言葉を届けることを大切に、だけど面白いこともやりたい!
楽しみだって今は心から言える。それがとても嬉しいな。
出会った人たち、大切な人たち、好きになった人たちにプレゼントを渡す気持ちで歌います。
ので、来てほしいなあ。お待ちしています!
ライブチケットのご予約や質問などは
こちらのメールアドレス宛
→marimekko33@icloud.com
もしくは西銘もえのSNSまでお願いします!
ツイッター→https://mobile.twitter.com/OkinaMoe
フェイスブック→https://m.facebook.com/moe.nishime
は〜〜もうねここまできたら歌うしかないですよ楽しいってちゃんと思えることは本当に大切だなと痛感している。
私はひとりだったから歌いはじめたのではなくて、誰かがいてくれたから歌いはじめられたのだと思う
ので、ちゃんと大切にしたいしぶつかっていきたいです。
【夏の残り香】10月ライブ
開場 18:30 / 開演 19:00
チケット: 2000円(ドリンク代別)
出演:たかはしようへい / 玄郎太 / 西銘もえ(19:40〜) / aro / トモクロウ
開場 18:30 / 開演 19:00
チケット: 前売 2000円 / 当日 2300円
出演:
HIROCKO / 鴨作あいみ / 三宅遥 / 西銘もえ(21:15〜)
夏の真ん中、春は青く 【初MV公開】
先週の木曜日ですね、ついに、ついに…
あなたの部屋の歌うたい、西銘もえ、
初!はじめての!
ミュージックビデオを公開いたしました!
今年の春の終わりに生まれた、
「春は青く」
という、私を前に進めてくれた大切な曲のミュージックビデオです。
曲のイメージを伝えたくて作ったのはもちろんなのですが、
今回は「西銘もえを知ってもらいたい」という目的もありまして。
聴いてくれる人の部屋の隅で、心だけはすぐそばで歌いたい、そしてそこに住みつきたいという思いで、活動を始めたときに自分自身につけた
「あなたの部屋の歌うたい」というキャッチコピーに沿ってやってみる、というコンセプトで作りました。
なのでいろんな部屋の隅っこで歌っている西銘が見られます。
いつかは本当に、あなたの部屋で歌いたいという思いも込めて。
この映像が名刺代わりになればいいな、と思っています。
夏の真っ直中に春のつく曲を発表するなんてなんとも季節はずれですが、
この「春は青く」は人が生きている中にある春の歌なので、どの季節でも対応可能なのです。
ちなみにですね、
この曲を表題曲にした、第2弾ミニミニアルバム「春は青く」も現在発売中です!
「春は青く」
1.空間
2.でこぼこ
3.春は青く
3曲入り、500円。ワンコイン。
ライブ会場と下北沢モナレコードの通販で販売中!
モナレコード通販→http://www.mona-records.com/shop/item/post_443.php
撮影のときの事や関わってくれた方々のおはなしを少し。
今回このミュージックビデオを制作して頂いたのは
映像制作 独楽(http://eizouseisakukoma.com/)の高地寛さん。
不思議な再会がきっかけで撮影して頂けることになり、
求めていれば出会うようにできているのかしらと思えました感謝…
私のイメージや考えや好みにも配慮いただいて、
夏の初めの猛暑の中、汗だくで歩き回って
台風並みの嵐の中、濡れながら撮影して
いつも私のポンコツさで迷惑をかけて
それでも優しく見守ってもらいながらいろんな事を教わりました。
特に映像の編集に立ち会わせてもらったときは
想像していた以上に細かい作業で、これは大変どころではないぞと。
それでもその中でこだわっていいものにしようとくれているところを見れたのが嬉しかった…
こんなに近くでちゃんと関わりながら映像を撮ってもらえるって実はなかなかないんじゃないかなと思います。
私が普段何気なく見ているものの中に
誰かがものすごく気持ちをこめたものが転がってるんだなとこの編集の時にすごく思って
本当はそこら中にあるであろうそういう気持ちに気づけるようになりたいと思ったし、
気づかせずに魅せる事も大事なのだろうけど。
そして、メインの舞台である「部屋」を
突飛なお願いであるにもかかわらず快く貸してくださった方々。
ご協力頂き本当にありがとうございました…。
私の周りは優しい人が多すぎです本当にありがとう…。
なるべくその人のリアルな生活感を出したくてこだわったり、
普段その人がいるであろう場所を見つめながら歌ったりして楽しかったな…
部屋でものすごく近い距離で歌うのはやっぱりいいなと改めて。
それから、最後に重要な役回りである
「すれ違った彼女」をやってくれた、那須凛。なすりん。同級生。
劇団青年座で活躍している、うつくしい素敵な女優さんです。
天気に振り回されて撮影日が定まらず、直前のお願いになってしまった上に
ものすごい嵐の中演技してもらいました、ありがたい…。
うつくしい横顔をお見逃しなきよう。
使い古された言葉だとは思うのですが
ほんっっっっとにひとりじゃできないですね。
どれだけの人に協力してもらったか…
ありがとうでは足りないとはこういうことか、ありがとう。
これが他でもない自分のわがままから始まっているというのですから
不思議というか、
自分が真ん中にいるということの覚悟と責任と
そこに手を差し伸べてくれる人がいるありがたさと一緒に何かをできる楽しさと。
7月に地元でソロライブをしたときも強く思いましたが
ちゃんと返していきたいな、とつくづく思いました。
MVもCDも、たくさん聴いて、見てくださると(私が)喜びに溢れますのでぜひ。